住宅リフォーム等での石綿(アスベスト)対応について

住宅リフォーム等での石綿(アスベスト)対応について

元請業者、施工業者の皆さまへ

石綿(アスベスト)を含有する既築外壁材等の切断(破砕)工程について

外壁材等に石綿(アスベスト)を含有している場合には、「石綿障害予防規則」(法令)に基づく周辺への飛散防止措置、作業者の粉塵吸引防止措置、切り粉の回収・密封・廃棄に関する措置が義務付けられています。リフォーム等で既築建築物に新しく製品を設置する際には、施工する建築物に石綿(アスベスト)が含有されているか否かを法令に従い適切な調査を行い、曝露対策等を行った上で行うようにご注意ください。多様に変化する建築事情に活用いただくよう厚生労働省よりリーフレット等も発行されておりますので参考にしてください。

【リーフレットA4サイズ】石綿対策は「皆さま」に関わる問題です(発注者・オーナー向け)〔令和5年(2023年)度版〕

  

お住まいの住宅の改修をご検討の皆さまへ

住宅へ石綿(アスベスト)が使用されていないかの事前確認について

石綿は天然の繊維状鉱物で、「いしわた」や「せきめん」と呼ばれています。石綿の繊維は、吸収するとじん肺、肺がん、中皮腫などの原因となる可能性があることが知られています。平成18年(2006年)9月から製造・輸入・使用などが禁止されていますが、それ以前に着工した建築物には、防火・保温・断熱等の目的で石綿が使用されている可能性があります。

こうしたことから、戸建て住宅などの建築物の解体・改修工事を行う場合には、工事の施工業者だけでなく、工事の発注者とのなる建物のオーナーなどの皆さまも、飛散した石綿を吸収する可能性がありますので、石綿障害予防規則、大気汚染防止法など関係法令に定められた措置を講じていただく必要がありますのでご注意ください。

石綿予防規則に関する情報は、厚生労働省の「石綿総合情報ポータルサイト」に掲載されています。
石綿総合情報ポータルサイト