事故の例:浴室の扉が突然はずれ、倒れてきた扉で裂傷を負った

なぜ事故が起こったのか?

浴室から子供(小学2年生の男の子)の声が聞こえたので、父親が浴室に駆けつけてみると、浴室折れ戸の扉がはずれて倒れており、男の子は額に傷を負っていた。
翌日、修理に来た業者が男の子から当時の話を詳しく聞くと、浴室に入り折れ戸の扉を閉じようとした際に、扉が突然はずれ、倒れてきたとのこと。また母親は年末が近かったので、扉をはずして折れ戸の掃除をしていたと話していた。

事故にあわないためには!
使用中に以下の現象が出た場合は、家を建てた業者様(工務店、ハウスメーカーなど)へ点検または修理をご依頼ください。業者様と連絡が取れない場合は、メーカーの相談窓口にお問い合わせください。
・扉がガタつくようになった
・扉の開閉時に異音がするようになった
・扉の開閉が重たくなった
・レールに沿った扉がスムーズに開閉しなくなった など
【ご注意のポイント】
・浴室折れ戸の中には、扉をはずすことができる商品があります。扉をはずした後は、表示ラベルまたは取扱説明書に従って正しく取り付けてください。
・お掃除などの際に、誤って扉をはずすレバーなどを動かしてしまうことがあります。そのままにしておくと、扉が不意にはずれるおそれがありますので、時々点検してください。