事故の例:開いていた内窓の障子の下部に背中をぶつけ、打撲を負った
なぜ事故が起こったのか?
主婦が寝室のフローリングを雑巾でワックス掛けしていた。ワックスが薄くなってきたため、補充しようと立ち上がったところ、開けていた障子の角に背中をぶつけた。
この窓は、一ヶ月前に断熱性を高めるため新しく取り付けた内窓であり、主婦は換気のため内側に開けていたことを意識していなかった。
2~3日は痛みが残っていたが、幸い軽症で済んだ。
事故にあわないためには!
内開きの窓の障子を開くと、室内側に障子部分がせり出す状態になりますので、頭や体が障子の角に勢い良くぶつかると、思わぬけがにつながるおそれがあります。作業時や新たに窓を取り付けた時などは、障子の開閉状態にご注意ください。
【ご注意のポイント】
・室内の床掃除や衣類の整理など、しゃがんだ姿勢から立ち上がる際は、内側に開いている窓の障子にご注意ください。
・家の周りで作業などをしているときは、外側に開いている障子や壁面から出ている出窓の角などにご注意ください。
・家の内外問わず、お子さまには特にご注意ください。