アルミ下枠のレールや戸車に、砂、ゴミ、埃などの異物が付着したまま障子を開閉すると、戸車に付着した異物がレールの塗装を削ることで、レールが変色したように見えます。この場合、戸車が移動する範囲で削られたことによる変色が見られ、レール全長には発生しません。
削られた際の初期状態は、アルミ形材表面の塗装が削れ、光沢が低下します。その後、塗装の下地である酸化皮膜まで削れると、アルミのシルバー色が現れます。障子の開閉やサッシ性能、腐食などへの影響を防ぐため、戸車とレールの清掃を行い、異物を取り除いてください。なお、日頃のお手入れについてはメーカーが発行している取扱説明書などをご参照ください。