はじめに
2020年10月、政府は2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言するなど、環境問題に対する社会的な議論はますます高まりを見せるとともに、新たな循環型社会の構築に迫られています。また、国民の環境意識の向上や国・自治体による新たな施策展開といった迅速かつ柔軟な対応も必要になっています。
日本サッシ協会では、1999年4月に「環境対策部会」を設置して以来、業界として環境への負荷を低減する取り組みを積極的に進めています。
サッシ業界自主環境行動目標
日本サッシ協会では2001年度に自主環境行動計画を定め、環境負荷低減活動を行ってきました。2004年3月、2009年3月、2015年8月には、環境問題を取り巻く社会状況の変化に柔軟に対応するとともに、これまでの目標値に対する実績を踏まえ、一部を見直し・改定してきました。
2018年度より、地球温暖化対策、循環型社会の形成、化学物質対策の3つの項目に対して2030年到達目標を定め取り組んでいます。
引き続き、環境負荷低減に向けた取り組みを推進し、全項目の目標達成と更なるレベルアップを目指してまいります。
到達目標と達成状況
樹脂窓リサイクルビジョン
一般社団法人日本サッシ協会
樹脂サッシ工業会、
塩ビ工業・環境協会と樹脂窓リサイクル検討委員会、委員各社が主体となり、樹脂窓リサイクル活動を推進しています。本検討委員会では、このたび、樹脂窓製品のリサイクルに関する4つの考え方(樹脂窓リサイクルの意義、樹脂窓リサイクルの目標、リサイクルの仕組みづくり、再生材活用の留意点)を「樹脂窓リサイクルビジョン」の形でまとめ、樹脂窓製品のリサイクルを社会実装化させるための環境づくりに取り組むことを表明します。
樹脂窓リサイクルビジョン
参考資料
- 大気VOC自主的取り組み
- 窓・サッシのLCA第三者認証基準
・窓・サッシPCR(PA-212300-AD-01)
・窓・サッシのLCA第三者認証(エコリーフ)案内
・「LCA日本フォーラム奨励賞」受賞
- 「循環アルミ使用率」の定義について
- アスベスト含有製品等に関する情報公開
- 環境対策部会活動状況 準備中!