アスベスト(石綿)は近年、肺がんや中皮腫など人体へ悪影響を引き起こす物質として認識されておりましたが、今般、過去に使用されたアスベストによる健康被害の実態が明らかになり、社会的関心を集めております。
当協会では厚生労働省、経済産業省からのアスベストの健康障害防止対策への通知に基づき、当協会会員企業が速やかに適切な措置が取れるよう以下のとおり業界として対応を進めています。
- アスベスト含有材料使用製品の把握
会員企業においてアスベスト含有材料を使用していた製品の実態調査を行い、その結果を経済産業省へ報告いたしました。
- 情報開示ガイドラインの作成
会員企業に対し情報開示のためのガイドラインを作成し提示しました。ガイドラインでは、該当する製品に関する情報、該当製品を生産していた工場に関する情報を織り込み、会員企業がユーザー、施工業者、解体廃棄業者など関連される皆様へ情報公開できるようにしております。
当協会会員企業各社において、アスベスト含有材料を使用した製品は現在、製造しておりません。過去に、使用していた具体的な製品名、解体廃棄時の適切な取り扱い、注意事項につきましては、各社ホームページをご覧くださいます様お願いいたします。
- 三協立山株式会社
http://www.st-grp.co.jp/news/hdnews/st20060307.html
- 不二サッシ株式会社
http://www.fujisash.co.jp/hp/news/news2005/news050808.pdf
- 株式会社LIXIL
トステムブランド
http://.tostem.lixil.co.jp/oshirase/asbestos/asbestos.htm
新日軽ブランド
http://shinnikkei.lixil.co.jp/company/asbestos/index.html
YKK AP株式会社
https://www.ykkap.co.jp/company/important-notice/20050811
なお、カーテンウォール製品においてアスベスト含有材料を使用していた状況につきましては、建築開口部協会ホームページをご覧くださいます様お願いいたします。